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※ M-DISCの構造と市販DVDとの劣化速度の比較



「一度記録すれば永久に読み出せる」と言う「M-DISC」


M-DISCは米Millenniata社が開発した耐久性の高さが売りの書き込み型DVDメディアです。Millenniata 社が開発したアーカイブ用の光ディスク M-DISC は、耐久性に優れた金属系素材を記録膜に使用し、M-DISC 対応のドライブでデータ記録時にあたかも石に文字を掘り込む様にレーザーで物理的な凹凸を生成していきます。そのため、通常の光ディスクと比較して記録データの保存安定性が飛躍的に高まっています。

一般的なDVD-Rはデータ記録層に有機色素を用います。通常、保護膜層にはポリカーボネートという物質で作られています。この物質は湿気が大嫌いなので徐々に劣化、濁りを経てレーザーが記録層に届かず読みこめなくなってしまいます。また記録層に使われている色素は紫外線に弱く、太陽光の下で一週間も放置していると読み込み不能状態に簡単に陥ってしまいます。その為寿命は早ければ5年、もって20年の寿命といわれています。

M-DISCは摂氏500度まで固形状態を保つ非有機素材を使用しています。記録時には一般的な光ディスクの5倍以上のエネルギーで加熱、記録層を溶かして穴をあけることで「永久的な記録」を実現すると言います。記録済みのM-DISCは一般的なDVDドライブで読み込み可能です。

なお、記録層自体は10,000年でもデータを維持できますが、基板に使用するポリカーボネートの耐久性により、Millenniata社ではメディアの寿命を1,000年としています。

今まで各社により DVD ディスク相当の 4.7GB タイプ及び単層のブルーレイディスク相当の 25GB タイプが販売されており、そして既に二層、三層のブルーレイディスクに相当する 50GB 及び 100GB タイプの販売もなされています。これらのタイプではともに M-DISC として要求される高耐久性を実現し、さらにチタニウムをベースとした金属製バックコートを用い外部環境によるディスク形状の変化を抑えたことで数百年以上の長期保存が可能な光ディスクになっています。

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